求人サイトなどを見た時、年間休日数を確認している人は少ないと思います。週休や月の休日数だとイメージしやすいですが、年間休日と言われても多いのか少ないのか、ぱっとイメージできませんよね。まず、年間休日は週休と、祝日の休みや年末年始などの休みの合計です。では、年間休日の最低ラインは何日なのでしょうか。労働基準法では、8時間労働で105日です。一見、休日日数105日と言われると多いように感じますが、実際には最低日数なのです。しかし、105日以上の年間休日があれば、多いと言うわけではありません。例えばよく見る年間休日120日は、週の休みが2日と祝日が休みである場合が多いです。一方で125日以上であれば、年末年始や夏季休暇がある場合がほとんどです。このことでわかるように、休日の多さで見極めるためには、年間の休日が120日以上あるかどうかで見ることができます。また、年間休日数ではなく、「完全週休2日」などの書き方でも、見極めることができます。完全週休二日+祝祭日であれば、先に述べたように120日は確保されています。しかし同じ年間休日数でも4週8休+祝祭日の場合、4週間のうちに8日が休みですが、どの日が休みになるかは職場で決まるので、1日も休みがない週もでてきます。また、完全週休2日は毎週2日必ず休みがあるのに対して、週休2日は月に1回以上の週2日休みがあり、後は週1日の休みになります。一見同じように見えても内容が違っていたりするので、注意して見ることが大切ですよ。